子供の自分へ

登校拒否だった時・引きこもってた時。
苦しさ全快まっただ中だった日の自分に、
今だったら言ってあげられる言葉を書いてみます。

心理学や精神医学の専門家でもないし、
もう大成功して人生バラ色!でもないので、
大したことは書けないかもしれない。
でも、楽天日記を見回すと、苦しんでる人もいっぱいいて、
せめて自分の経験から書くことぐらいはできるとか思いました。

もちろん、まだ癒されない自分のためでもあります。

はっきり言って、運良くいろいろな人に助けられて、
なんとか健全な社会生活と一般に言われるものを送っているわけです。
だから、大したことはできないけれど、
なぜ、とにかく書くかというと、従姉妹が死んだからです。

中学卒業の時、飛び降りてしまいました。
いい子で私より成績もよくって、危ないかもなぁという感じは、
正直言えばあったんです。でも、いきなり死んでしまうとは思ってなかった。

自分はまぁ、何とか苦しみも脱して「学校なんてくだらねぇ~♪」と、
うそぶけるまでになっていたのですが、従姉妹はそうじゃなかった。
苦しみのまっただ中の現役だったんです。

もし、悩みを話していてくれれば、
学校について「生きるか死ぬか」考える価値なんてないこと、
自宅で勉強しても立派に卒業資格が取れること、
義務教育には、生徒が学校に行く義務なんてないことなど、
知っているだけで気持ちが楽になることを、言えてたはずだと思います。

そうしたら、死ななくて済んだかもしれない。

今も両親は、従姉妹が亡くなった深い傷の中にいます。
いくら元気そうにしていても、なんだか不自然な、
よりどころない寂しさのような寒さを感じます。

そして私も、登校拒否や引きこもっていたからこそ言えた事があったのではないかと思うのです。









© Rakuten Group, Inc.